ふるさと納税 節約術！アイディア5選
「ふるさと納税って、なんとなく難しそう…」 「お得なのは知っているけど、何をどう選べばいいの？」
そう思っているあなたにこそ読んでほしいのが、この記事です。 毎日家計簿とにらめっこしながら頑張っているあなたも、ふるさと納税を賢く活用すれば、毎日の食費や日用品をぐっとお得にできます。
今回は、日頃から節約を頑張っている主婦の方に向けて、ふるさと納税を「節約」の視点から最大限活用するためのアイデアを5つ、具体的にご紹介します。
ツール！その理由とは？
「ふるさと納税は寄附でしょ？寄附って節約になるの？」
はい、なります！ ふるさと納税は、実質2,000円の自己負担で、その年の所得税・住民税が控除される制度です。つまり、来年支払う税金の一部を、返礼品という形でもらえるようなイメージです。
これをうまく活用すれば、普段スーパーで買っているような食品や日用品を、実質2,000円で手に入れることができます。 この仕組みを理解すれば、ふるさと納税が家計の強い味方になる理由がわかるでしょう。
ただし、注意点があります。控除される金額には上限があります。これは、年収や家族構成によって異なります。
控除上限額を正確に把握しよう
まずは、あなたがいくらまで寄附できるのか、控除上限額を確認しましょう。 ほとんどのふるさと納税サイトには、簡単な質問に答えるだけで上限額が計算できるシミュレーションツールが用意されています。
【シミュレーションツール例】
- 楽天ふるさと納税：控除上限額シミュレーター
- ふるさとチョイス：控除上限額計算シミュレーション
- さとふる：控除上限額シミュレーション
例えば、年収500万円の会社員（共働き・配偶者控除なし・高校生以下の子1人）の場合、控除上限額は約6万円程度になります。
＜表：年収別 控除上限額の目安＞ | 年収（給与所得） | 独身または共働き | 夫婦（配偶者控除あり） | 夫婦子1人（高校生） | | :— | :— | :— | :— | | 300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 17,000円 | | 400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 31,000円 | | 500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 46,000円 | | 600万円 | 77,000円 | 66,000円 | 64,000円 | | 700万円 | 96,000円 | 85,000円 | 83,000円 |
※あくまで目安です。正確な金額は各サイトのシミュレーターで計算してください。 ※家族構成、他の控除の有無によって変動します。
アイディア1：食費を丸ごとふるさと納税でまかなう
日々の生活で一番大きな支出となるのが**「食費」**ですよね。 ふるさと納税の返礼品には、お肉やお米、野菜、果物など、食卓を豊かにしてくれる食材がたくさんあります。
これらを計画的に活用することで、スーパーに行く回数を減らし、食費を大幅に節約できます。
お米は最強の節約アイテム！
毎日食べるお米は、ふるさと納税で最も人気のある返礼品の一つです。 お米の定期便を選べば、毎月決まった量のお米が届くため、買いに行く手間も省けます。
- おすすめの選び方：
- 大容量を選ぶ：10kg、20kgといった大容量のお米は、還元率が高い傾向にあります。
- 定期便を利用する：毎月決まった量のお米が届くので、お米を切らす心配がありません。
- 食べ比べセット：色々なブランド米を食べ比べできるセットも人気です。
お肉・お魚・野菜も賢く活用！
食費の中でも、特にお肉やお魚は単価が高いですよね。 ふるさと納税では、普段はなかなか手が出ないような高級な牛肉や、新鮮な海鮮がお得にもらえます。
- 肉・魚の節約術：
- 「訳あり」「切り落とし」を狙う：形が不揃いなだけで、味は変わらない「訳あり品」は、通常より寄附額が少なくて済む場合が多いです。
- 大容量パックで冷凍保存：小分けに冷凍しておけば、使いたい分だけ解凍して使えます。
- 魚介類の定期便：毎月違う魚介類が届く定期便を利用すれば、食卓のマンネリ化も防げます。
アイディア2：日用品をふるさと納税でゲット！
「ふるさと納税って、食べ物だけじゃないの？」
そうなんです！ トイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤、シャンプー、入浴剤など、毎日の生活に欠かせない日用品も返礼品として提供されています。
これらは必ず消費するものなので、「とりあえずもらっておこう」という選び方ができます。
トイレットペーパー・ティッシュはコスパ最強！
トイレットペーパーやティッシュは、かさばる上に重くて運ぶのが大変ですよね。 ふるさと納税で頼めば、家まで届けてくれるので、買い物に行く手間も省けます。
- 賢い選び方のポイント：
- 家族構成に合わせて：お子さんが多いご家庭は、消費量が多いので多めに頼むのがおすすめです。
- シングルorダブル：シングルの方が長さが長く、交換頻度が少なくて済みます。
洗剤やシャンプーも要チェック！
ふるさと納税では、普段使いしているメーカーの洗剤やシャンプーも返礼品として見つかることがあります。 これは、特にお得感が高いでしょう。
- メリット：
- ストックの心配が不要：買い忘れの心配がなく、ストックしておけばいざという時に困りません。
- いつも使っているものを安く：スーパーの特売日を狙うよりも、断然お得になる場合があります。
アイディア3：電気代・ガス代の節約に繋がる「ふるさと納税」
「え、電気代もふるさと納税で節約できるの？」
はい、これは少し意外な節約術かもしれません。 ふるさと納税には、お肉やお米などの「モノ」だけでなく、「サービス」も返礼品として提供されています。
地域限定の電子マネー・商品券を活用！
一部の自治体では、地域内で利用できる電子マネーや商品券を返礼品として提供しています。 これを活用すれば、地域のスーパーや商店でのお買い物がお得になります。
- 活用例：
- 「電力会社」：自治体が提携している電力会社を利用している場合、電子マネーを電気料金の支払いに充てることができます。
- 「ガス会社」：同様に、ガス料金の支払いに充当できる場合もあります。
- 「ガソリンスタンド」：ガソリン代も家計の負担になりますよね。ガソリンスタンドで使える商品券は、車に乗るご家庭には嬉しい返礼品です。
温泉旅行・宿泊券で癒しと節約を両立
旅行好きの方におすすめなのが、地域の宿泊券や温泉利用券です。 旅行代金も家計の大きな支出ですが、ふるさと納税を活用すれば、実質2,000円で旅行が楽しめます。
- 賢い使い方：
- 年末に旅行を計画：年末に余っている控除枠を利用して、翌年の旅行の計画を立てるのも賢い方法です。
- 家族旅行に最適：普段はなかなか行けないような少し高級な宿に泊まるチャンスにもなります。
アイディア4：お買い物上手になる！賢いふるさと納税サイトの選び方
ふるさと納税サイトはたくさんあって、どこを選べばいいか迷いますよね。 節約を成功させるためには、サイト選びも重要なポイントです。
ポイント還元率で選ぶ
多くのふるさと納税サイトでは、寄附額に応じてポイントが付与されます。 特に、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのモール型サイトは、普段の買い物で貯めているポイントをふるさと納税でも貯められるので、非常に便利です。
- 楽天ふるさと納税のメリット：
- 楽天スーパーポイントが貯まる：お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどのキャンペーン時に寄附をすれば、ポイント還元率が大幅にアップします。
- ポイントは普段の買い物にも使える：貯まったポイントは、スーパーやドラッグストアなど、普段の買い物でも使えるので、家計の助けになります。
- Yahoo!ショッピングふるさと納税のメリット：
- PayPayポイントが貯まる：PayPayユーザーには特におすすめです。
- Yahoo!ショッピングのキャンペーンと併用可能：ゾロ目の日クーポンや、5のつく日キャンペーンなどを活用すれば、さらにお得になります。
サイト独自のキャンペーンを活用する
ふるさと納税サイトによっては、独自のキャンペーンを実施していることがあります。 例えば、**「寄附額の〇%をアマゾンギフト券で還元」**といったキャンペーンは、見逃せません。
- チェックポイント：
- キャンペーン期間：いつからいつまで開催されているか確認しましょう。
- 対象商品：全ての返礼品が対象ではない場合があります。
アイディア5：ふるさと納税の失敗を防ぐ！注意点とコツ
最後に、ふるさと納税で失敗しないための大切なポイントをお伝えします。 せっかくの節約チャンスを無駄にしないためにも、ぜひ知っておいてください。
ワンストップ特例制度を賢く利用する
「確定申告って面倒くさそう…」
そう思っている方も安心してください。 ワンストップ特例制度を使えば、確定申告が不要になります。
- ワンストップ特例制度の条件：
- 年間寄附先が5自治体以内
- 確定申告をする必要がない給与所得者
この条件を満たせば、寄附した自治体に申請書を送るだけで控除が受けられます。
年末は駆け込み寄附に注意！
12月になると、控除上限額が残っているか確認して、慌てて寄附する方が増えます。 しかし、年末は人気の返礼品は品切れになることも多く、また配送が間に合わない可能性もあります。
- 計画的に利用するコツ：
- 早めに上限額を確認する：1年の初めに上限額を把握し、年間を通して計画的に寄附をしましょう。
- お歳暮・お中元を活用：年末年始の贈り物をふるさと納税で賄うという手もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ ふるさと納税は、ただの「寄附」ではなく、家計を助ける最強の**「節約ツール」**です。
今回ご紹介した5つのアイデアを参考に、あなたも今日からふるさと納税を始めてみませんか？
- 食費の節約： お米、お肉、野菜を計画的にゲット！
- 日用品の節約： トイレットペーパーや洗剤を賢く手に入れる！
- 生活費の節約： 電子マネーや商品券で固定費を安くする！
- サイト選びの工夫： ポイント還元率やキャンペーンをチェック！
- 失敗しないための工夫： ワンストップ特例制度を使い、計画的に寄附する！
「寄附」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、やってみれば意外と簡単です。 まずは、あなたがどんなものをもらいたいか、そしてどれくらい寄附できるのか、シミュレーションツールを使って確認してみましょう。
ふるさと納税を上手に活用して、無理なく賢く、毎日のお得を増やしていきましょう！ 何かご質問があれば、いつでもお気軽にお声がけくださいね。
